地域猫との暮らし
一昨年の春 地域猫がいる街の
このアパートに越してきて
長く地道な活動を続ける
ご近所ボランティアさんとお近づきになった
そして 我が家なりに 住人も猫も
困ったり 不幸なことにならないよう
寒い季節を越せるよう
できる範囲のことをしたいと思った
大きなきっかけは
一匹の猫との出会い
夫も私も たいした猫好きでなかったけれど
その人懐っこい仕草が可愛らしく
特に 北海道から越してきたばかり私は
さびしい心を なぐさめられた
彼は秋に保護 里親さんにひきとられ
今は別の猫が3匹ほど顔を出している
情が移りすぎないように 一線を引きながらも
彼らなしのここの暮らしは もう考えられない
それくらい自然な光景で
とても都合のいい考えだけれど
いつまでも元気で こうしていてくれたらと
つい思ってしまう。
ひとりでお弁当を食べていたら こうやって入ってきて 「しょっぱいからだめよ」と話しかけると
しばらく座ってこちらを見ていた。言葉もいろんなことも分かっていると 教えてくれた子。