軽量マグボトルと今の気持ち
白くてシンプルで
軽いボトルが欲しかった
何かというと 図書館などの外出先で
喉を潤す 白湯が飲みたい
下調べでは タイガーとサーモスが
重さは 同程度とのことで
どちらかにと あたりはつけていた
夫も 職場で使うのが欲しいとのことで
一緒に見に行ったところ
見た目で タイガーに即決
パールがかった白が可愛い
200ml と 300ml と迷ったが
足りないよりはと 300mlにして
夫は 600mlの黒を選び 購入
とても嬉しかったのだけれど
家に帰ってから 頭をよぎり始め
離れなくなってしまった迷いは
( 小さな方がよかったかしら )
私はこういうことが まだまだ多い
以前にも同じようなことを書いたはず
気をつけるようになってはきていたが
夫に そんな思いと
なぜ自分が同じパターンを繰り返すのか
つらつらと話しては 聴いてもらって
思い出した
それは以前 空港で
身軽ななりで颯爽と搭乗していく
女性の後ろ姿に憧れたこと
その人の手には
とても小さなマグボトルがあり
“ あんなふうに 旅がしたい ”
私の中に刻まれた姿だった
それでは 私は その憧れだけで
欲しかったのかというと それは違う
確かに実用として理由があり
自分の意志で選び
手にし 与えてもらった
大きな動機のひとつに
“ 憧れ ” があったのは確かだけれど
それだけではない 経過と結果に
自分の価値をみいださなければ
いつまでたっても 私は
“ 人真似 や 言いなり ” のままで
迷い生きることになってしまう
昨今 ミニマムな暮らしを実践する
ブログや書籍を多く目にしては
その素敵な暮らしに憧れる
その工夫 道具 ひとつひとつが光り
素晴らしいのは
自分と自分の暮らしを真正面から
見つめ直した
揺るぎない結果だからだろう
安易に真似て 手にしてはいけない
せっかくの自分の結果を
つまらなく捉えてはいけない
先日 目にした言葉に
『 自由とは 自らに由るもの 』とあった
いま在ることは
決して なんとなく ではない
与えられ 手にしている物 全てを
自らに由るものとする認識と 責任や感謝
今日 私が選んだ マイボトルは
そんなことを考える
きっかけをくれた。
TIGER MMP-G