自分史
思うところがあり
自分史を書き出している
生まれてから今まで
平凡な人生ながら
平穏と 慌しさの繰り返し
まるで他人事のように
ドラマを観ているような
自分が自分ではないような頃も
なにをそんなに 夢中だったのか
周りも自分も見えていない頃も
感情や物や欲に とらわれて
無知に 自分勝手に生きていた頃も
約束されていたような出会いや
偶然のようなふりをした助け船
あたまから離れない風景や言葉
黙って聞いてくれた友達
いつも待っていてくれた家族親戚
書きながら 改めて
感謝することばかり
一年に四季があるように
人生にも変わり目がある
物を衣替え 大掃除するように
節目節目に 振り返る時間が
くるみたい
書き出して また気がついた
相変わらずなことも
たくさんあるけれど
今とても幸せ。