ミニマムな暮らし 1LDK

今までのこと これからのこと

めがね その三 ( 片付け )

 

小さな頃から 片付けが好きで

 
机の引き出し
救急箱 裁縫箱などを
ひっくり返しては
 
小銭 画鋲 クリップ ボタンなどを
じゃらじゃらと
 
選り分け 詰め替え 並べ直す
 
そんな作業が好きだった
 
しかし 思春期には
母親への反抗で
 
実家台所の引き出し
冷蔵庫の中を
 
小姑のように引っ張りだし
嫌味を言っては 母と喧嘩
 

 

 
「 母さんがだらしないから」と
容赦なく いろいろ 申し訳なかった
 
世間一般並みに
ものの多い家で育ったし
 
私自身
ものを集めるのも好き
片付けも好きな方なので
 
苦ではなかったけれど
病気をしてから
そうはいかなくなった
 
体が思うように動かないと
当たり前のことができない
 
片付けがありきの
家事や暮らしではなく
 
『 使い切り 』 
『 食べきり 』
『 所定位置に戻す習慣』
『 ストックは最小限 』にするとで
 
ぐっと その必要自体が減り
その楽さに気づいた
 
いやいやでもない
八つ当たりでもない
 
『 片付ける必要がない暮らし』が
本当にありがたかった
 
それでも ちょっと
すっきりしすぎて
寂しいときがある
 
それは 単純に
 
ちまちまとした『 片付け 』が
好きなせいかもしれない。
 
 
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北国の冬の暮らしがちまちま描かれて可愛い
『 十勝雪暦 』チーム ヤムヤム
 
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